2020.11.11
つき組さんの外遊び
今回はつき組さんの外遊びについてお知らせしたいと思います。
つき組さんはほし組さんと比べて歩く、走る、跳ぶなどの基本的な運動機能、指先の機能がより発達してきています。
体全体を使って園庭や公園を走り回ったり、小さな木の実を見つけて集めるのが大好き。
お散歩に出かけるとなにか素敵なものが落ちているはず…!と、いつも探しているそうです。
見つけると「あったー!みてー!」と先生やお友達に教えてくれます。
とにかくいろんなものを見つけては寄り道しているので、とーってもゆっくりお散歩を楽しんでいるようです。
最近はお友達と手をつないで歩くことも楽しくなってきています。
お庭では土を掘ったり、散歩先から持って帰ってきた木の実を使ってケーキ屋さんやアイスクリーム屋さんなどのごっこ遊びをしています。
みんなでベンチに座りそれぞれ自分のアイスカップの中に好きな石や木の実を入れて「できたよー」「いらっしゃいませー」「はいどうぞー」と気分は店員さんさん。
「はいどうぞー」と言いつつも自分のアイスは差し出さず、絶対に手放さないところや、お客さん(保育者)の反応は特に聞いていないところがつき組さんです。
木の実の種類が違うことや拾った場所を覚えていて「これはじんじゃでひろったの。こっちはおちてたの」と教えてくれたり「これなに?(なんだったっけ?)」と確認をしたりしています。
今の季節はドングリやムクロジの実、赤い実など、いろんな木の実が落ちているので毎回大収穫です。
中でもみんなが大好きなのはやっぱりドングリです。
大きくてピカピカのドングリは特別のようで、大事にポケットにしまっていたり手のひらにしっかりと握っていたり、お気に入りのおもちゃの中に入れていたりと、子どもたちそれぞれの方法で大切に持ち歩いています。
見せてくれる時は内緒話のトーンでこっそり「みて」と、自分だけの宝物を見せてくれます。
道具の使い方も上手です。
とにかく土を掘りたい時やバケツに土を入れる時は大きいスコップ、小さい入れ物に少しだけ入れたい時は小さいスコップと、使い分けています。
柵の向こう側、葉っぱの裏に虫がいないかと探すとき、手持ちのスコップでは葉っぱまで届きませんでした。
そこでいろんなスコップの長さを確かめ一番長いスコップを選び、それに持ち替え葉っぱの裏側まで探しています。
お気に入りのおもちゃもそれぞれにあって、お庭に出るとまずはそれを探してしっかりと確保しているつき組さんたちです。


園庭で繰り返し遊ぶことで、自分の好きな遊びを試行錯誤しながらとことん遊ぶ姿が見られたり、昨日との違いに気づいたり、葉っぱや柿の木の様子、虫の有無など、季節の移り変わりを子どもたちなりに感じてくれています。
明日はどんな発見があるかな。