2020.10.09
水との関わり
生活の中で触れる機会が多い”水”は、形が無く、冷たい・温かかい・
光を反射する・色をつけることが可能だったりと、ある程度子どもの思うように変化させることができ、時に想像を超えた動きをする物質です。
子どもにとって、思わぬ発見をもたらし、感覚を磨く万能素材なのです。

水道で手を洗う時も、流れてくる水を手の平でうけてじーっと眺めたり、手を伸ばして水のはね方が変化することを楽しんだりと、様々な関わり方をしています。


0歳の頃、コップの水をじゃーとひっくり返したり、机にこぼれた水を手でぱちゃぱちゃと叩く姿が見られることがあると思いますが、無意識に遊びたくなってしまうくらい、水に触れることが大好きなのです。
そんな水が大好きな子ども達にとって、水にたくさん触れられる一番良い機会は、お風呂です!
入浴時にたくさんの水(お湯)に触れたり、固形石鹸などで遊んだりすることで、洗う心地よさを感じ手洗いにつなげたり、コップに水を入れる等、道具を使ってみたい気持ちからうがいへ繋げたりと、遊びの中から生活に結び付けていきます。



子どもがいろいろな方法で主体的に関わり、十分に水に触れ、感覚を味わえるような環境を用意することが望ましいと考えています。
ご家庭でも、お子様の反応を共有し、水に触れる機会を大切にして頂ければと思います。