2025.12.11
【つき組】砂遊び
今週はつき組の砂遊びの様子についてお伝えします。
暖かく天気の良い日には戸外に行き自然物に触れる活動も取り入れています。落ち葉や木の実を探す中で砂に触れ、感触を楽しむ様子が見られるようになってきたので、砂場遊びを取り入れました。

最初は、砂の感触を確かめるように手で握ってみたり、手の平から落ちていく様子を観察したりと砂の性質を知り研究をするような遊びが見られました。雨の降った次の日は湿っていたり、晴れが続いた日にはさらさらしていたりと、その日によって違う様子に保育者が声を掛けると、「つめたいね」「サラサラ~」「ジャー」と気づいたことを共有するような様子がありました。

玩具はおままごとコーナーと同じ食器を揃えています。スプーンやお玉で掬い、お椀に入れ「ご飯だよ」「食べてみる?」と食べる真似をして模倣遊びを楽しんでいます。イチョウの葉を見つけると、作ったご飯に乗せ「ケーキの飾り」「トッピング」と表現したりする様子もありました。お椀いっぱいに砂を入れ、逆さにすると形が出来ることを保育者とのの遊び中で気づくと、自ら入れひっくり返しケーキ作りも楽しんでいます。ケーキが出来ると誕生日の歌が始まり、想像しながら遊んでいるのが分かります。


ザルを使うと砂が落ちていき小石が沢山出てきました。砂場の中に石にがある事に気付いたようで、石を1つずつ探してつまんでいました。気付きから次の遊び、研究へ繋げていく様子も見られます。

模倣し、触れて遊ぶ中で砂の動きに気付くような子もいました。お椀からお椀へ移すとサラサラと音をたてながら落ちていきすべて入りきると沢山お椀に入ったことに「すごい」と言葉にしていました。動きに魅力を感じたのか勢いよくお玉やお椀をひっくり返したり、ゆっくり入れたりと観察に夢中です。


砂遊びを通して砂の感触を楽しみ共有したり、子どものイメージを汲み取ってやり取りをしたりしていく中で子どもの気づきに寄り添って関わっていきたいです。