2025.11.28
野菜に触れる【ほし組】
今週は、ほし組の様子についてお伝えします。
ままごと遊びを盛んに行う姿が見られるようになってきたり食べることが好きだったりする姿から、ほし組では本物に食材に触れる経験を重ねています。小松菜やわかめ、ほうれん草などその日に使われる食材を用意して行っています。
小松菜は茹でる前の物と茹でた物それぞれに触れました。戸外の葉と色が同じことから結びついたようで「はっぱ」と窓の外と交互に指差しをする姿が見られています。鼻を近づけ匂いを嗅いだり、折ってみることで音、感触を五感で味わっています。



わかめでも乾燥した状態のものと水で戻したものに触れています。水で戻したわかめは弾力があり柔らかな感触であることが気に入りじっくりと触れる姿が多く見られていました。


ほうれん草では、茎の中の空洞に気付く子もいました。食事形態によっては、子どもたちの食べている箇所が違うためそのことについても伝えています。




野菜に触れる経験を重ねるごとに、恐る恐る触れたり、指先で突いたりしていた姿が自ら触れてみようと食材に手を伸ばしたり、安心した表情で触れたりする姿が見られるようになっています。給食時には実際に触れた食材が入っていることを伝えると、活動時と同じように指差しをしたり匂いを嗅いだりしていました。
食材に触れる経験から、食材への興味や食事への意欲に繋げていけるよう引き続き活動を行っていきたいと思います。