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2025.10.07

【そら組】新聞紙遊び

今週は先日そら組で行った新聞紙遊びの様子についてお伝えします。

新聞紙の感触や音や、丸めたり破いたりすることで自由な発想を楽しんだり、指先を使うことで手先の器用さを育む遊びの一つとして新聞紙遊びを行いました。

新聞紙を子どもたちの前に出してみると、新聞紙を広げ読むような動作をする子や丸めてくしゃくしゃになった新聞紙に触れ、感触を楽しむ子など様々でした。保育者が一度丸めて広げた新聞紙と丸めていない新聞紙触れ、感触の違いを言葉にすると子どもたちも気になり一緒に新聞紙に触れてみました。新聞紙をじっと見つめている子どもたちに「くしゃくしゃしてるね」と声を掛けると「くしゃくしゃー」と言いながらもう一度新聞紙を丸めていました。

 

保育者が新聞紙を破いてみると子どもたちも保育者を模倣し破こうとする姿が見られました。破くことが難しい時には保育者に「できなかったー」と助けを求め、保育者に少し切り目を入れてもらうことで破いていました。

 

細かく破いていくと今度は細かくなった新聞紙を上に持ちあげひらひらと落ちてくる様子に興味を持ち始めました。何度も繰り返し行っていると段々と自分に掛けてみたり保育者にかける姿がありました。

 

手や指先で新聞紙の感触を楽しんでいた子どもたちも段々と新聞紙を踏んでみたり、お布団のように体にかけたり、全身で新聞紙の感触を楽しんでいました。

 

ひとりの子どもが『沢山持ちたい』という気持ちから両手いっぱいに新聞紙を持とうとしました。それを見た他の子どもが絵本の『ばばばあちゃんのやきいもたいかい』のなかの焚火のシーンを思い浮かべたようで「やきいも大会みたいだね」と伝えてくれました。すると新聞紙を集めていた子も絵本の内容をイメージし、みんなで焚火を作り、やきいも大会をしようという話になりました。新聞紙を全て集めて焚火が完成すると「やきいも大会だ!」と子どもたち一人ひとりがイメージが伝わり、またそれを一緒に成し遂げた達成感から笑顔を見せたり、ジャンプをして喜びを表現していました。

 

沢山新聞紙で遊んだ後、保育者が袋に新聞紙を入れ始めると子どもたちも率先して新聞紙を袋に入れてくれました。

 

今後も様々な素材を通して子どもの気づきや自由な発想を大切にしながらやり取りを行っていきたいと思います。