2025.09.05
食事の様子
【ほし組】
ほし組では8月から離乳食が始まり、食事に意欲的な姿が見られています。
愛着形成が構築されている保育者と食事をすることで、安心してお口を開きながら保育者を見つめ、
「ちょうだい」「もっと食べたい!」と言っているような姿が目線や表情から汲み取れます。
「おいしいね」「甘いかな?」と味覚を目線を合わせ言葉で伝えながら、温かい雰囲気の中食事ができるよう心掛けています。
【つき組】
つき組では保育者の「ご飯にしようかな」「お腹空いてきたね」などのさりげないつぶやきを聞き、
自分の空腹に気づいて、自ら手を洗いに行き、席に座ってご飯を待ち遠しそうにする姿が見られます。
日頃から図鑑を見たり、そら組の食育の際に食材を見せてもらう経験から、
つき組の子ども達も食材の名前を話すことが増え、知っている食材を見つけ名前を言いながら食べたり、
苦手な食材も掴んだり、少しお口に触れてみたりと、食への興味や意欲が高まっているのが伝わります。
手掴みも十分に経験する中で食具へ興味を持って使ってみようとしたり、汁物のお椀に手を添えることで飲みやすいと感じている姿も見られています。
また、お友だちが食べている食材を見て同じものを探して食べる姿もあり、一緒に食べることの楽しさも感じているようです!
【そら組】
そら組さんはおやつで提供されるオレンジを、お部屋で調理さんにカットしているところを見せてもらいました。
「包丁使うから少し離れてみようね」と保育者から声がかかると子ども達自身で椅子を持って座って見ていました。
オレンジ本来の形からいつもの形に変わっていく様子を見て、座りながらも段々と姿勢が前のめりになっていき興味津々な様子が
伝わって来ます。
いつもは個別に盛り付けされていますが、この日は自分たちで選びました。
「どれにしようかな~」と並んでいるオレンジを見比べて嬉しそうに選んでいましたよ。
本来の形や、どんなふうに調理されているか知ることで、いつもは苦手としていた子も口に運ぶ姿が見られました!
普段の給食でも、食育の経験から様々な食材を知り、食べられる物が増えてきています!
野菜など見た目で判断して食べない食材もありましたが、普段の食事の関わりや食育の経験やから
食材を知り、みんなで楽しく食べる雰囲気を感じ、自ら食べて食べてみようとする意欲的な姿が増えてきました。
味覚と記憶は結びつきやすいとも言われているので、美味しく楽しく食べる経験を引き続き大切にし、子ども達の食を営む力に
繋げられるよう関わっています。