NEWS

お知らせ

View More

2025.08.09

絵の具遊び

今週は各クラスで行った絵の具遊びの様子をご紹介します。

 

ほし組では、保育者が絵の具の準備をしていると“なんだろう?”と興味を示して集まってきました。「これは絵の具だよ。」「触ってみる?」と声を掛けながら絵の具を出すと、じっくり見つめたり手で触れてみていました。初めての感触に驚く子もいましたが、保育者も一緒に触れる姿を見せ、感じたことを言葉にして共有していくことで少しずつ大胆に両手で触れる姿もありました。紙に色が付くと「あ!」と気付いて指を指したり、保育者の言葉を聞いて「ぺたぺた」「ぽんぽん!」と言葉にして楽しむ様子もありました。

 

つき組では絵の具に気付いた子どもたちは「これ何?」と不思議そうに見つめる姿がありました。「絵の具だよ、触ってみる?」と伝えると、「赤ある?」や「みどり!」と色を言葉にして興味を示していました。保育者が絵の具に触れて紙に色が付く様子を見せると、子どもたちも自分たちの好きな色を選んで指や手のひらに絵の具を付けて、思いのままに紙に色をのせていました。「ぐるぐる~」と言いながら指で描く子や、指先で“ちょんちょん”として色を付けている子など、それぞれが自由に絵の具に触れて表現している様子がありました。保育者が色を伝えながら関わったことで「見て!黄色!」と言葉で伝える姿や、使いたい色を伝えてくれる姿もありました。様々な色を重ねていくと、色が混ざって黒に近い色になり、それに気付いて「黒?」と言葉にしながら指についている赤や青等の絵の具の色と交互に見て考えるような姿もありました。「混ざると色が変わるね」等、子どもたちの発見を共有し、色への興味がより広がるように関わり、一緒に楽しんでいきました。

 

そら組では、絵の具を使う準備をしていると「先生何してるの?」「これなに?」と興味を示す姿がありました。「これは絵の具だよ。」「ぺたぺた触ったり、ぐるぐるってお絵描きしてみようかなって思っているんだよ。」と子どもたちに伝えると「ぺたぺたしたい!」「やりたい!」と絵の具に触れることに対して期待する姿が見られました。子どもたちに「この色なーんだ?」と質問をすると「赤!」「青!」「黄色!」と色の名前を元気良く答えてくれました。実際に指で絵の具に触れてみると「なんか、手が赤くなっちゃった~」「青だ!」「ぺたぺた楽しい!」「先生、緑いっぱいだよ。」と楽しむ姿が見られました。また、指だけでなく手全体を使うことで、紙に手形ができることに気付き「先生、これ僕の手!」「見て見て!手、いっぱいだよ!」と、発見したことを嬉しそうに伝える姿がありました。子どもたちはそれぞれ指や手のひら等に絵の具を付けて自由に表現することを楽しんでいました。手を洗う時にも「水が赤いね。」「緑の水だ~!」と水にまで色が付くことに気付く姿もありました。子どもたちの気付きを受け止めながら関わることで、子どもたちなりにたくさんの言葉で気付いたこと、伝えたいことを教えてくれたようにも感じました。今後もたくさんの素材に触れ、素材の性質を知ったり、五感を使って様々な発見が出来るように環境を整えていけたらと思います。