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2025.07.19

7月室内装飾

今月の室内装飾では七夕飾りとそうめんを用意しました。

 

 

 

現在親しまれている七夕は、中国の「乞功奠(きこうでん)」や「七夕伝説」、日本に昔から語り継がれている「棚機津女(たなばたつめ)」という伝説、豊作を祈る風習などが合わさったと言われています。笹の葉に飾り付けを行うのは、笹の葉が神様の拠り所と考えられているからとされています。また、七夕にはそうめんを食べる習慣があり、そうめんの細長い形が織姫の織り糸に見立てられたり、健康を祈る意味が込められたりしていると言われています。

 

 

笹の葉や短冊に興味を持って手を伸ばす姿が見られています。保育者や友達の短冊が飾ってあることを伝えると、一つずつ指差して確かめていました。

 

そうめんを束から出してみると、触ってみたいと興味津々の様子でした。硬いことから力を加えてみるとぱきっと折れることに気付き、指先に力を入れ夢中で折っていました。前日の給食でそうめんが出たことや子どもたちの食べたそうめんはゆでられて食べやすいように切って出されたことを伝えています。

感触の違いについて気づけるよう、水にそうめんを入れて少し経ってから触れる経験もしました。柔らかくなったり、感触が粉っぽくなったりと乾麺の状態との違いについてもやりとりを重ねています。

 

 

保護者の方や保育者、友達と季節の行事に触れる機会は伝統文化へと関心を深めるきっかけとなるため、引き続き日本の行事に触れられるような場を整えていきたいと思います。