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2025.07.28

7月 室内装飾「七夕」

日本で親しまれている七夕は、中国から伝わった「乞巧奠(きっこうでん)」や「織姫・牽牛伝説(七夕伝説)」と、日本に昔から語り継がれている「棚機津女(たなばたつめ)」という伝説、豊作を祈る風習などが合わさっているのだそうです。

「乞巧奠(きこうでん)」とは、織女(織女星)が空に瞬く7月7日の夜、裁縫の仕事を司る星に対して機織りや裁縫の上達を祈る中国の行事です。

そして乞巧奠と共に中国から伝わってきたのが、年に一度天の川が流れる日だけ出会うことが許された、織姫と彦星の「七夕伝説」です。日本では一番馴染みのあるお話ですね。

昔の人が織物が上手な織姫にあやかって、「物事が上達しますように」とお願いしたのが七夕の始まりで、現代では願いを込めた短冊を笹に飾るのが風習になっています。

 

七夕までの準備や観察の様子をお伝えしたいと思います。

そら組では、「7日は七夕だね」とお話をしていると”なんだろう?”と保育者の話に耳を傾けたり、一緒に季節の図鑑で調べたりして七夕行事に関心を示す様子が見られました。

最近のりを使った活動をしていたので、その延長で子どもたちと一緒に三角繋ぎを作りました。また、保育者が黒い画用紙に色をのせてると、「やりたい!」と子どもたちも描きだし、それが花火のようで素敵でしたのでそれも一緒に飾ることにしました。

後日紐をつけて笹に飾りに行きました。保育者に手伝ってもらいながら飾りがつけられるととても嬉しそうな表情を浮かべていましたよ。

笹に飾り帰りに保護者と一緒に観察をしていると、「ほしい」と呟く姿もありました。

「今日は7日の七夕だから1日飾って明日観察したらお持ち帰りできるよ」とお話すると納得して明日が待ち遠しいそうに期待を持って保護者の方と帰りました。

 

8日につき組さんとそら組さんは観察を行いました。

つき組では、子どもたちがお皿を用意して楽しみに待っており、とても可愛らしかったです。笹が来るとちぎった葉をお皿に乗せており、ちゃんとお皿も活用していましたよ。

笹を動かすと、葉が下に落ちるのを見て「あっ!」と落ちた葉を拾ったり尖っていた葉をつんつんしてみる子もいましたよ。

そら組では自分たちで飾り付けをした笹を手に取り観察をすると嬉しそうに笹を振ってみたり、振ったと同時に落ちていく笹に気付き落ちていく葉を観察したり、保育者が袋に集めていると一緒に拾ってくれる子もいました。

 

<給食、午後おやつ>

7日の七夕の日は行事食でした。