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2025.06.24

絞り染め(5歳児)

毎年恒例になっている、ゆめ組(5歳児クラス)のTシャツの絞り染め体験。

 

今年のゆめ組の子どもたちも進級当初から「ゆめ組は、絞り染めやるんだよね!」、「いつにする?」と期待を寄せている姿がありました。

 

そんな子どもたちの興味関心に合わせて、朝の会で日本中の染物についてやりとりをしたり、どんな風に作られているのか考えることにしました。

その中で、「私は、水色に染めてみたい!」、「こんな模様を作ってみたいなぁ~」と、イメージを広げていましたよ。

 

 

Tシャツに染める前に、頭の中でイメージしていることを布を使って試し染めしてみました。

 

  

 

塩や染料お湯などは、子どもたちが実際に分量を測って行います。

始めて見る染料に「この粉で変わるんだ」と不思議そうに観察する姿も見られました。

 

実際に試し染めを行っていく中で白い布がどんどん染料に染まっていく様子に、どのように完成するのか期待を膨らませていた子どもたち。

 

そして、いよいよTシャツの絞り染めを行います。

 

 

 

試し染めの経験を活かして、保育者や友だちとどのくらいの分量にしたら良いか、やりとりをしながら染料液を作っていきます。

 

お湯を入れる時も、目盛りに対して平行に見ることで正しく計れているか確認していますね。

保育者がやり方を指示しなくても、生活や遊びの中でより良い方法を考え、獲得しているようです。

 

また、本染めの際には輪ゴムでTシャツを絞ることで美しい模様となり絞り染めが完成します。

 

子どもたちは、「ここを絞ったらどうなるかな」「斜めに結んでみようかな」などと、自分のしたいデザインを考えて輪ゴムを結んだり、友だちや保育者と「こうしたいけどどうしたらいいかな」などやりとりをしたり、友だちが絞り染めを行っている様子を見守ってくれていた子もたくさんいました。

 

 

そして、染め終えたTシャツを見て、「わぁ!」と嬉しそうに見つめる子どもたちの姿もみられ、7月に行われるプライムデーに着ていくことを楽しみにしているゆめ組さんでした。

 

このように、絞り染めではTシャツを作るだけでなく、その過程に着目して子どもたちと行っていくことで今までの経験を活かして自分だけの特別なTシャツを作る喜びを感じたり、❝自分❞だけでなく❝相手❞や❝クラスのみんな❞と協力し、意見を出し合う姿もたくさん見られました。

また、「〇〇ちゃんのこの模様キレイだね」、「ここ素敵!」を認め合う姿もあり、心の成長を感じる場面になりました☆

 

完成したTシャツは、7月5日のプライムDAYで着用します!

お楽しみに!!