2025.06.14
6月装飾『紫陽花と梅』
6月は、紫陽花と梅を玄関に飾りました。
皆さんはどうして『梅雨』の漢字に『梅』が使われているのか知っていますか?
様々な諸説があるようですが、一番有力と言われているのが、ちょうど梅雨の時期に梅の実が熟すからと言われています。
6月は様々な言い方があり、地域によって異なるようです。
例えば、「麦が熟す頃に振る雨」から『麦雨(ばくう)』と呼んだり、「陰暦の5月、つまり現在の6月の時期に振る雨」を『五月雨(さみだれ)』と呼ぶなど、日本語の表現は数えきれないほどですが、面白いポイントでもありますね。
また、紫陽花は咲いている場所によってさまざまな色の紫陽花がありますね。
これは、植えられている土壌の酸性度やアルカリ性などによって紫陽花の色が変化しているのです。
私たちが普段何気なく見ている風景の中には、様々な環境や条件などが合わさってできているのです。
子どもたちにはぜひ、花の美しさや梅の観察だけでなく、どんな要因が合ってそのものが成り立っているのかまで沢山触れて感じていく中で発見してほしいです。