2025.07.04
【ほし組】室内遊び
今週はほし組の室内遊びの様子をご紹介します。
ほし組では子どもたちの発達や興味に合わせて環境を整えています。ままごとコーナーではチェーンリングに触れたり口で確かめたりする姿があります。最近では、お鍋やお椀にチェーンやフェルトを入れておたまで混ぜて料理をしているような仕草やレンゲですくって「あむ。」と言いながら食べる仕草も見られ、少しずつ大人の模倣を遊びの中で表現する姿も増えてきました。遊びの中で道具の使い方を伝えたり、思いの表出を受け止めながら関わっています。
積み木コーナーでは、積み木を両手に持ち「カンカン」と音を鳴らして楽しむ姿から、積み上げることや積み上げた物を崩して楽しむ姿が見られています。崩れないように手で押さえてみたりと、繰り返しの中にも様々なことを試して発見しています。
壁の高いところと低いところに動物や植物の写真を貼ることで、子どもたちが興味を示してみる際に、立ったり座ったりする粗大運動が出来るようにしています。季節に合った写真や子どもたちの興味のあるものを貼ることで、興味を深めたり戸外での発見と繋がる姿もあります。戸外であじさいを見て園に戻ってくると“あじさい”の写真を見て「あった!」と伝える姿もありましたよ。
また、最近ではロッカーのかごの中身に興味を示しだしてみる姿が多く見られています。子どもたちの“やってみたい”という気持ちを受け止めながら、それぞれのかごを渡して満足するまで物を出し入れしたり触れられるように見守っています。
絵本コーナーでは子どもたちの興味に合わせた絵本や図鑑を用意しています。「これ読んで」というように、読みたい絵本を保育者に渡して膝の上に座る姿もあり、絵や言葉のリズム等を楽しみながら一緒に読んでいます。絵本は順番に読むのではなく、子どもの好きなように自由に読み、同じページを繰り返し読むこともあります。最近では、保育者の読んだ言葉を真似してみる姿もあり、楽しみながら言葉を獲得していけるよう丁寧に関わっています。
これからも子どもたちの発達や興味関心に合わせて環境を整え関わっていきます。