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2025.07.04

6月室内装飾~梅雨~

 

6月(水無月)の装飾

~梅雨~

 

 

梅、紫陽花

 

「梅雨」に「梅」の漢字が使われた由来は、中国にあるといわれています。中国の揚子江周辺では梅の実が熟す頃が雨期にあたり、そのことから「梅」の字を使うようになったとされています。中国から伝わったときは「梅雨(つゆ)」ではなく、「梅雨(ばいう)」でした。もともとは雨によってカビが生えやすくなることから「黴雨(ばいう)」といわれていたようですが、それが転じて「梅雨(ばいう)」という字になったということです。

日本で、梅雨(つゆ)といわれるようになったのは江戸時代からといわれています。「露(つゆ)」から派生した「梅雨(つゆ)」とも、熟した梅の実が潰れることから「潰ゆ(つゆ)」とも言われています。
梅の実の成長には雨の存在が欠かせません。6月の初旬はまだ実が硬くても、下旬には収穫を終えることがほとんどです。そのため、熟して潰れる時期でもあることから「潰ゆ(つゆ)」が「梅雨(つゆ)」になったとも言われています。

 

(ほし組)

梅が気になるようで、両手を伸ばして梅を持ち、触って感触を楽しんだり、顔の近くへ近づけ、じーっと見つめいていました。

 

 

保育者の膝に座っていたので、下から紫陽花を見ていましたが、紫陽花がしっかり見えるように抱っこすると…

 

 

はっと気づいた様子で目をキラキラとさせながら足をバタバタとさせたり、「あー!うー!」と声を出しながら手を伸ばし、目を丸くして紫陽花に触れ、手触りを楽しんでいるようでした。お花が大好きなようです。「キレイな紫色だね」「お花ツルツルしてるね。葉っぱギザギザしてるね」等と言葉をつけて共有し、やり取りを楽しみました。

終始、興味津々で夢中になって笑顔で五感を使って楽しんでいました♪

 

(つき組)

「うわあぁ~!」と、真っ先に梅を持つつき組さん。「これ」と、保育者に梅を見せてくれる子もいました。

両手で一つずつ梅を持ち、音を鳴らしてみようとしたり、梅を床に一つずつ並べてみる子もいましたよ。

 

 

紫陽花をグイグイと引っ張っていたので、「紫陽花ビックリしてるから、優しくチョンチョンって触ろう?」と伝えてみました。

すると、皆人差し指でゆっくり優しく触っていました!

 

 

(そら組)

梅を見つけると、真っ先に手を伸ばすそら組さん。満足するまで感触を楽しんだり、匂いを嗅いでいました。

紫陽花の匂いも嗅いでみると、「風船の匂いがする!」と保育者や、お友達に伝える姿がありました。紫陽花の全体の丸い形から連想したようです。これを聞いた他のそら組さんも、「どれどれ?」「風船の匂い!」と、繰り返し紫陽花の香りを楽しんでいました♪

 

 

実際に紫陽花を触ってみると、「固いね、紫のところ固いよ」と、普段園庭等で見つける花との感触の違いに気付き、保育者やお友達に教えてくれる姿もありました!

 

紫陽花はあちこちで咲いています。道で見かけたら、お子さんと一緒に色の違いや形の違いなどじっくり楽しんでみてください。