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2025.06.26

・ある日の公園で。 ・6月装飾「梅雨」

先日ほし組で公園に行った時、梅の実がたくさん落ちていました。

「梅があったよ」等やりとりをすると”なんだろう”と観察から始まり、保育者が触れているのを見るとおそるおそる手を伸ばし触れ始め、興味を持って触れたあとは大事に握りしめながら探索して楽しみました。

 

 

梅の実を持ち帰りお部屋で各クラス観察も行いました。

つき組さんは「梅だよ」とやりとりをすると「うめ」と言葉を繰り返し、包丁で切ってみたり転がしたりして観察していました。

種も出てくると「お!」と発見したことを伝えてくれましたよ。

 

そら組さんでは、「ほし組さんが梅持ってきてくれるんだって」とお話すると楽しみにしていました。

午後、図鑑で梅を一緒に確認したり、においを嗅いだりして真剣なそら組さんでした。

観察が終わったあとに「どんなにおいがした?」と尋ねると「あまいにおいがしたよ」と感じたことを伝えてくれましたよ。

 

 

 

 

後日、室内装飾の観察も行いました。今月のテーマは「梅雨」です。梅の実とあじさいを飾りました。

・「梅雨」という言葉は江戸時代に日本へ伝わりました。「つゆ」という呼び方は「雨の露」や梅の実が熟して潰れる時期から「潰ゆ(つゆ)」など、それらの言葉から連想して呼ばれるようになりました。

ちなみに梅雨の時期に入ることを「入梅(にゅうばい)」といい、梅雨明けのことを「出梅(しゅつばい)」といいます。今年の入梅は6月11日(水曜日)です。

 

<ほし組>

初めてのあじさいに不安をかんじているようでしたが、保育者が何度か触ってみせると”大丈夫だ”と思った様子でツンツンと触れてみたり葉っぱを引っ張ったりしていました。

梅の実は前に公園で触れたのを覚えていたのか、よく触れて観察していましたよ。

 

<つき組>

図鑑を広げ、「梅これと一緒だね」等のやりとりで興味を持って一緒に図鑑を見たり触れたりにおいを嗅いだり。

いいにおいと感じると保育者の鼻の近くまで持っていきにおいを共有する姿もありました。「甘い匂いがするね」とやりとりをすると笑みを浮かべ、包丁で切ったり種を取り出していましたよ。

満足するまで触れて楽しむと、手がべたべたなことに気付いて手を洗いに行くつき組さんでした。

あじさいにも興味を持ってツンツンと触れると花びらが落ちていく様子をみて「あ!」と声に出して伝えてくれました。

 

 

<そら組>

観察する前に図鑑で一緒に梅を見ていると「見たね」と先日観察したことを覚えていたそら組さん。

観察する順番がくるとさっそく梅を手に取り、包丁で半分に切ろうと、上から力を入れたり、前後に動かしたりと試行錯誤しながら切っていき、中の種が出てくると「種!」と嬉しそうに取り出していました。種を保育者が洗ってくると、手に取ってじっくりと観察していた子どもたちです。

あじさいは手に触れてみたり匂いを嗅いだりする様子はありましたが、それよりも梅の実に夢中なそら組さんでした。

 

五感を十分に使って観察できた6月でした。