NEWS

お知らせ

View More

2025.05.16

🎏室内装飾🎏

5月の室内装飾の様子をお伝えします。5月は子どもの日にちなんで菖蒲の葉を、子どもたちみんなで見ました。

菖蒲湯のはじまりは、中国から伝わった「端午の節句」がきっかけと言われています。中国では、菖蒲の香りが邪気を払い無病息災を祈る厄除け行事として「端午の節句」が行われていたみたいです。5月は季節の変わり目にあたるため、体調を崩す人も多く、健康促進の薬草として用いられる菖蒲を使って厄祓いをしたのが、日本の「端午の節句」の起源とされています。日本では菖蒲をお風呂に入れて浸かる風習が今でも続いていますね。
つき組では菖蒲の葉を手に持って破いたり、感触を確かめていました。自分で裂けたことで驚く表情も見られ『できた~!(裂けた)』と、保育者に伝えてくれました。
保育者と図鑑で同じ菖蒲を探す姿も見られましたよ。
そら組では菖蒲の葉っぱに触れ、何度も裂いていました。感触がつるつるするので、子どもたちも集中し見た事のない葉っぱに興味を抱いていました。
匂いを嗅いで強かったみたいで表情を変える姿も見られました。保育者が『お風呂に入れて入ると、病気にならないんだって』と伝えたり、子どもたちから『虫さんもこの匂いが嫌いなんだって』と伝えてくれる姿も見られました。
 
日本の伝統に触れていく事で、その時期の美しい四季にも出会えたり、子どもたちも興味・好奇心を抱き触れてみたい意欲にも繋がっていきます。その中で子どもたちが感じた事を、大人が丁寧に受け止め丁寧なやり取りを、重ねていきたいと思います。