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2025.04.25

4月室内装飾

今月の室内装飾では『アスパラガス・そらまめ・春キャベツ』を用意しました。

 

穀雨:穀雨は春の最後の節気で、夏の始まりである立夏に続く季節です。「雨降って百穀を潤す」という意味を持ち、この時期に降る雨が            穀物の成長に役立つことから恵みの雨とされています。食物に水分と栄養がため込まれる時期とされるため、昔から穀雨を目安に種まきや田植えが行われてきました。

 

【ほし組】

保育者が室内に持っていくと興味を持って近づく子や怖がって保育者に助けを求めて泣く子がいましたが、一人ひとりに合った関わりを行うことで、キャベツの葉に触れながらじっと観察をしたり千切ったり、アスパラガス細長い為手に取ると振って確かめたりする姿がありました。

 

 

触れるのが怖い子は透明のコップにソラマメを入れて観察できるようにして渡すとコップに触れつつ中を覗いて観察していました。

 

匂いを感じられるように顔に野菜を近づけると香りが分かったようで微笑む姿が見られましたよ。

 

 

 

【つき組】

ソラマメに興味を持つ姿があり、「これ何だと思う?」という問いかけに「ばなな!」と伝えてくれた子どもたち。保育園のおやつや家庭で食べるバナナと形が似ていることからバナナかなと考えたようです。「そらまめって言うんだよ」とやりとりしながら、さやを割いてみると中から豆が出てくることに不思議そうな表情を見せています。

 

 

子どもたちの手でちょうど握りやすいこともあり、アスパラガスを大事そうに持ってじっくりと観察する姿も見られています。葉がめくれるのか指先で摘まんでみる様子もありました。保育園では食べやすいように小さく包丁で切っていることをままごと用包丁を用いて伝ていくと、「トントン」と模倣しています。

 

 

 

【そら組】

登園の際に保護者の方と飾ってある野菜についてやりとりを行っていたようで、実際に触れると「これレタス?キャベツ?」とサンドイッチの絵本に出てくる野菜と見比べる姿がありました。そらまめやアスパラガスにもじっくりと触れ「おまめおおきい」「これなに?」と保育者とやりとりを重ねています。それぞれの食材の名前を伝えていくと「アスパラ」と保育者の言葉の後に続いて名前を確かめています。アスパラガスと自分の顔の大きさを比べる子もいましたよ。

25日にはお弁当散歩があることから、お弁当のおかずにはキャベツやアスパラガスが入っているかな…と期待を持つ姿が見られていました。

 

 

 

今年度も毎月、その時期に旬な食材や季節の植物、日本の伝統的な行事に触れていくことのできるものを飾り、子どもたちと一緒に観察しながら季節を感じていけたらと思います。ぜひ、保護者の皆様も登降園の際に子どもたちと触れてみてくださいね!