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2025.04.18

【つき組】室内遊び

今週はつき組の入園してからの遊びの様子について紹介します。

模倣遊びや感触遊びが盛んなこの時期の子ども達はおままごとや絵本などを通して保育者とのやり取りや遊びを楽しんでいます。

おままごとでは、食材は抽象的な物を使い子ども自身が何にでもイメージしやすいようにしています。道具は大好きな大人の模倣が再現出来るように子ども用ではなく実際に使用できるものを設定しています。

子ども達は初めて見る玩具に触れたり、口に入れることで安全を確かめながら遊ぶ姿が見られます。保育者が「もぐもぐ」「まぜまぜ」と声を掛け言葉を添えながら一緒にやってみると言葉に合わせてボウルにチェーンリングを入れ混ぜる動きをやってみようとする様子が見られるようになってきました。又、保育者の口元にレンゲを持って行き食べさせてくれる子どもいます。大好きな大人が自分にしてくれたことを模倣していますね。

 

マットの敷いてある絵本コーナーでは季節や子どもの様子に合った絵本、子ども達の興味や身近にある物の写真が載っている図鑑を設置しています。子ども達も身近な食べ物や乗り物に興味がある様子で自ら手に取ってみたり触れたりする様子があります。保育者との関係が築かれていく中で保育者の元に持って行き読んで欲しいことを伝えてくれることも増えてきました。給食に出てきた食材を一緒に見つけ「食べたね」「美味しかったね」とやり取りを行う中で「うん」「食べた」「これ」と言葉や喃語、表情で反応が見られます。伝わったと感じられるような関わりを増やしていき段々と話したい、伝えたいという意欲や言葉の獲得に繋げていきたいと感じています。

 

立方体の積み木はどの面にでも並べやすく積みやすい為つき組では立方体の積み木を使用しています。積み上げていく事で大きさの違いを感じたり、高さによって崩れ方や崩れた時の音の違いから視覚、聴覚からくる変化を楽しむ姿があります。積み木で一人で遊んでいる時は過度に声を掛けすぎずそっと見守る事を大事にしています。出来上がった時や目線があった時は、「高い」「低い」「長い」「短い」などの簡単な言葉で子どもの気持ちをしっかりと代弁していく事を大切にしています。段々と並べ方や積み方で自分のイメージを形にしていく姿に繋がっていきます。<積む><並べる>は単純な作業でありますが素材になる積み木が沢山あると単純作業に見えても無限に広がっていきます。

 

子どもとのやり取りを丁寧に行いながら好きな遊びを見つけたり、興味を広げていきたいと思います。