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2025.04.18

廃材あそび☆☆

保育室には牛乳パックや箱ティッシュの廃材を置いています。子ども達が自由に取り出し、子ども達の自由な発想で遊ぶことができるようにしています。1歳児クラスのお友だちは牛乳パックにプラステンやチェーンリング等、色々な素材を入れては振って音を出してみたり、入れてはひっくり返すを繰り返したり、重さを感じてみたり・・繰り返し試します。コップのように飲む仕草をしようとする子もいます。私たち大人はじっくり遊ぶ姿を見守りながら、目があったら「いい音するね。」「いっぱい入って重いね。」「ごくごく、おいしいね。」などと子ども達が感じているであろう思いに共感しながら声を掛けます。

2歳児クラスのお友だちは牛乳パックに自分の手足を入れてロボットになってみたり、遊びながらつぶしたり紙と紙の繋ぎ目を見つけて解体してみようとします。このような遊び(実験、研究)を繰り返し経験することによって、立体・平面の認識や物の構造を遊びの中で知るようになります。指先の使い方や握る、引っ張る力も何度も試行錯誤する中で育っていきます。

廃材あそびは自分のイメージをかたちにしていくことも楽しい遊びです。かたちにする際にどんな道具(セロテープ、はさみ、のり等)を使うと実現できるのか・・大人と一緒にやりとりをする中で色々な道具と出会い、使い方を知っていきます。乳幼児期に様々な素材に触れることを楽しんでおくことで、やがてこのような姿に繋がっていきます。

食品の空き箱はスーパー等の買い物やお家で目にすることが多いと思います。身近な物として触れる中で、見立て遊びやごっこ遊びにも繋がっていくかもしれませんね。ぜひ、ご家庭でも廃材遊びをしてみてください。