2025.03.21
【そら組】一年を振り返って
今週は、そら組の一年間を振り返っていきたいと思います。
そら組では、4月当初は自分の好きな遊びを自分で選び、絵本を見たり積み木をしたりと、一人で遊ぶ姿が多く見られました。お友だちと一緒に過ごしていく中で、徐々にお友だちやお友だちのしている遊びにも興味を持ち、模倣したり同じ遊びを共有する姿が見られるようになりました。時には思い通りにならなかったり、自分の思いをうまく言葉で表現することが難しく葛藤する場面もありましたが、保育者が間に入りお互いの気持ちを受け止めて代弁していく関わりを繰り返していくことで、今では「何しているの?」「そうだったんだね!」とお友だちの気持ちを受け止めながらやり取りをする姿も見られるようになりました。
また、日々の生活の中で、お友だちと一緒に行うことが楽しいと感じるようになると、「一緒にご飯食べよう!」「美味しいね。」と共有したり、困っているお友だちがいると「どうしたの?」「大丈夫?」と優しく温かい言葉を掛け、一緒に考えたりお友だちの気持ちに寄り添ってみる姿もありました。
身の回りのことや保育者がしていることを“自分でやりたい”“やってみたい”と表現する姿も増え、保育者がテーブルを拭いていると「○○ちゃんもやる!」とペーパータオルで拭いたり、落ちている玩具を「踏むと痛いから~」と元の場所にしまう姿も見られました。
そして、食育では、実際に食材に触れ、感じたことを伝えるだけではなく、栄養についても子どもたちなりに理解し、自分の言葉で保育者に「○○は食べると身体が元気になるんだよね。」等と伝えたり、食材に触れたことで興味が深まり給食に出た際には食べてみる姿も増えました。実際に食べて食感や味を知り、美味しさに驚く様子もみられました。
そら組で過ごし様々な経験や発見を共有したり、喜びや悲しさ等の気持ちに共感しながら子どもたちの成長に携われたことを嬉しく思います。今後も子どもたちが安心感の元、様々な経験を重ね、楽しく健やかに成長していくことを願っています。一年間ありがとうございました。