2020.06.19
6月の室内装飾 ~入梅~
6月の装飾のテーマは、入梅です。
今月は、あじさいとうめを飾っています。

入梅とは、暦の上での梅雨入りのことで梅の実が黄色く色づき、梅雨に入る頃を示します。
農家にとっては、田植えの日を決めるうえでも、梅雨の時期を知ることは重要でした。
昔は、今のように気象情報が発達していない為、江戸時代、目安として暦の上で入梅を設けたのだと考えられています。
古くから工業や農業など生活には豊富な水が必須で雨はどうしても必要なものです。
雨が降らないとダムの水が無くなり生活が不便になったり、畑の野菜や果物が育たなくなったり、草木が枯れて砂漠地帯になってしまう恐れがあります。
そのため、雨は地に恵みを招いてくれる大切なものなのです。
子どもたちは、装飾を見つけると興味を持ち、手を伸ばす姿が見られました。


匂いを嗅ぐと「いい匂いがする!」や触ってみて、「まあるいね!」「なーに?」と保育者に聞いたりしていました。

「うめとあじさいだよ!」と伝えると名前を繰り返し言い、散歩中、あじさいの花を見つけると、「これ、保育園にあったよね!」と気が付く姿も見られました。
保育者は、子どもの気付きや発見を受け止め、「そうだね!」「名前なんだったかな?」と共感しながら過ごしています。