2021.01.14
1月の室内装飾について
今週は、1月の室内装飾について紹介します。
今月の装飾のテーマは、小寒と大寒です。
七草(せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)、大根、たまごを飾っています。

小寒とは、「しょうかん」と読み、二十四節気(にじゅうしせっき)の第23節目です。
小寒は、太陽暦の1月6日ごろに始り、大寒(1月20日ごろ)の前日までの約15日間、またはこの期間の第1日目を指します。
寒さがやや厳しくなる頃で、いわゆる寒の入りに当たります。
七草…1月7日はその年の無病息災を願い、「七草粥(ななくさがゆ)」を食べる習慣がある。
大根…年末の行事(忘年会やお正月など)で胃に負担がかかって頃なので、胃に優しく体の芯まで温まるため良いとされている
大寒たまご…大寒の日に生まれた卵は、栄養が多く寒さを乗り切る力つくといわれている
ほし組では、装飾を室内に持って行くと興味を示し「見せて」というように指を差したり手を伸ばしたりしていました。


大根を両手で持ち上げたり七草に触れる姿も見られ「大根重いね」「みんなも七草食べたね」と興味を持ったものや発見に対して共感しながら関わりました。
つき組は、「大きい」「小さい」と言って大根をもって、感触を確かめる姿や、たまごを触って、柔らかいゆで卵の感触に興味津々の姿が見られました。


保育者も大根や七草、たまごの手触りや大きさを言葉にして言語の獲得に繋がるように関わっています。
そら組は装飾を見ると、「だいこん!」「たまご!」と知っているものに興味を持ち触れたり、食べる真似をしたりしています。
七草は、「これなーに?」「葉っぱ?」など保育者に尋ね、「七草だよ」と伝えると、「七草?」と繰り返して言っていました。

おかゆが出た時に、「さっきの七草が入ってるよ」や「七草のおかゆを食べると病気にならないんだよ」と伝えると、「ふわふわしてる!」と食べてみる姿が見られました。
装飾を通して様々なものに興味が広がるよう、声を掛けて関わっていきたいと思います。