2020.11.14
そら組の様子
今週はそら組の様子をお伝え致します。
そら組では、イメージしたことを表現したり、様々な素材や道具を用いて自分の好きなようにつなげたり・描いたり・破いてみたりと好きなように表現して遊ぶ姿が見られています。
また、様々な物に触れる中で五感が刺激され、子どもたちからの気付きや発見も生活の中で見られています。
子ども達が試行錯誤し満足して遊べるよう環境を整えつつ、土台となる愛着担当者に見守られながら安心し遊び込むことが子どもたちの満足へと繋がっていきます。



遊びは子どもにとって「研究」や「実験」をしているという捉え方で遊びの様子を観察しています。
「こうしたらどうなるんだろう」「もっとこうしてみよう」「こうしたこうなった」と頭の中でたくさん考え発見や経験が深まることで子どもは「快」を得ることに繋がります。

空き箱がどうしたら開くか、どこから開くのか考えている場面です。
この瞬間、子どもの夢中になっている姿を見守り保育者は「こうしたら?」と口出しなどはせず試行錯誤する姿をそっと観察します。
開かないと「どうして」ともどかしい気持ちを言葉にする姿もありますが自分でやってみようと遊びの中で経験している最中です。

積木では自分のイメージしたことや経験したことを形にしようと表現する姿が見らてきています。具体的に「家をつくりたい」とイメージし子どもたちなりに積木を積み上げていきます。
積木では形全体を見て「すごいね」と評価した言葉かけより、積み上げている過程や子どもの表情・積み上げる時の体勢を見てこんな思いで作っていたのかなと感じ取りながら様子を見守ることを大切にしています。


また、遊びの中で自分の好きな場所で遊びをじっくり楽しむことも大切です。
このようなパーティションも活用しながら一人になれる空間も整えています。


遊びの中でやりとりをしながら子どもたちの表現や思い描くものを理解し受け止めていくことで、子どもたちは遊びに満足し安定して気持ちで過ごすことに繋がります。
子どもとの形成を愛着形成を深めながら日々関わりを大切にしていきたいと思います。