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2025.11.28

箱の研究

子ども達の実験、研究して遊ぶ姿を紹介します。

 

ティッシュの箱や牛乳パックなどの廃材で遊んでいる様子です。

そら組に廃材を設置しておくと、興味を持った子がティッシュの箱を手に取りもくもくと遊び始めていました。

箱に触れていくうちに開けやすいところがあるのを発見し、箱を開けて腕にはめてみたり、

普段使っている道具を使ってみたりと、子ども達が研究しながら形が変わっていくことで、さらに遊びが発展する様子がありました。

 

箱はクレヨンで描けることを知り絵を描いてみたり、穴が開くのではないかと考え、

保育者に手伝ってもらって穴を開けてみるとクレヨンが入ることを知ったり、

穴が開いたことでお面に変わったりと、1つの箱からイメージをどんどん変えていました。

 

ほし組でもティッシュの箱をお部屋に設置してみました。

真っ先に見つけたお友だちは、まず全部の箱を縦に重ねてみましたが、思ったように重ねることが出来ず、

今度は横にして重ねていました。自分が思ったように重なったようで拍手をして喜ぶ姿がありましたよ。

そんなお友だちの姿に興味を持った、他のお友だちもティッシュの箱に触れていました。

自分なりにしっかりと触れて確かめることで、箱の性質を知っていきます。

箱にチェーンが入ることを知ると、身近にあるだけチェーンを詰めてみたり、

チェーンの入った箱を振るとシャカシャカと音がなったり、音を楽しんでいるうちに、チェーンがこぼれ落ちてきたり、、、

大人にとってはただの箱で、価値や使い方が決まっていますが、

このように子ども達は箱1つでもじっくり研究しながら遊ぶことで、沢山の発見をして遊びを広げ

更に実験を繰り返し、また新しい発見をして遊んでいきます。

子ども達の本当の遊びに寄り添い、発見を一緒に楽しみながら子ども達の表現を広げられるように

遊びを決めたり誘導しない関わりを大切にしています。