2025.10.17
10月玄関装飾~寒露~

10月に入り、朝晩は寒さを感じられるようになりましたね。
寒露とは秋が深まり、草花におりる露が冷たく感じられるという意味だそうです。
空気が澄んでいる時期のため、夜は月や星がきれいに見えますね。
この時期に旬を迎える栗ときのこを飾りました。
●栗・・・栗は野菜と間違えられやすいですが、木に実る果物です。イモ類よりも多くエネルギーがとれます。
●きのこ・・・原栽培のしいたけは春と秋に多く出回りますが、秋は香り高い味わいを楽しめるのが特徴です。





両手に栗を持って叩き、カチカチと音が鳴ると「わぁ!」と声を発して喜んでいました。
食べ物とわかっているようで、口元に近づけて「あむっ!」と食べる真似をしたり、保育者に食べさせようとする姿もありましたよ。
初めは遠くから観察している子もいましたが、「栗っていうんだって」「つるつるしているね」と言い触ってみると、
手をのばしていました。





秋の味覚が好きなつき組の子どもたち。
大きなさつまいもの皮を調理の先生にむいてもらうと、じっと真剣に見ていました。
剝き終わった皮も気になり、袋の上からぎゅっと押して感触を確かめていましたよ。
給食でさつまいもごはん、おやつでかぼちゃだんごが出るとパクパクと食べ進めていました。
「おいも」「あまい」「おいし!」と保育者とやりとりしながら味わっていました。










玄関に飾ってあった栗を部屋に持っていくと、みんなが興味津々で近くで触ってみたい気持ちでいっぱいでした。
「栗だよ」の言葉に、「くり!」とお話しています。
図鑑にのっているか夢中でみている子どもたちでした。
「皮をむいて食べるんだね」「中は白いんだね」というと、包丁を持ってきて「トントン!」としてみたり、手で「むきむき」と真似てみたりしています。
両手いっぱいに抱えたり、くるくるコマのようにまわしたりと、いろいろな方法で触れて、試して”秋”を感じていますよ。
フライパンに入れて料理をしたり、プラステンを皿のように見立て栗を置いたりと、イメージしながら遊んでいます。






10月はどのような季節かを話していきました。
「ちょっとだけ涼しくなった」「さつまいも食べたい」という声が聞かれましたよ。
栗を触ると「ツルツルしているね」と感触を伝えていました。
皮をむいた栗も触ってみると「こっちは、はだかんぼうだね」というかわいい表現をしていました!
きのこの香りに気づき、ぶなしめじ、えのき、まいたけをひとつずつ鼻に近づけたあと、「においするよ!」と保育者にも近づけてくれました。
「えのきすき。おいしいよね!」「この前の給食に入ってたよね」と話していましたよ。



給食では大好きなさつまいもが入っていて大喜びの子も。
「わーい!おいもいっぱい食べる!」と大きい口で食べると「おいしい!」と笑顔でした。
季節の変わり目なので、体調管理に気を付けていきたいですね。
季節のおいしい物をたくさん食べて元気に過ごしましょう。
園でも給食の食材や戸外遊びを通して季節の変化に気づき、楽しんでいけるよう関わっていきたいと思います。