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2025.10.17

10月室内装飾【月見団子作り】

今月の室内装飾では、そら組が月見団子を作りました。

 

 

中秋の名月(十五夜):1年のうちで特に美しいという月を眺めながら、秋の収穫を祝い感謝する日です。果物や野菜を美味しく頂ける”収穫の秋”に感謝しお団子(かぼちゃや芋を供えることもあります)を供えます。お月見飾りに使われるススキには魔除けの意味があります。

 

 

「和の行事絵本」を読んでいた際に保育者が十五夜について話すと耳を傾け、月の満ち欠けの絵に興味を持って「これなに?」と質問する姿がありました。保育者が二枚の丸い画用紙を月と地球に見立てて説明すると「これがしんげつ」「これがまんげつ!」と実際に画用紙を自分で動かしながら満ち欠けを再現しています。

 

お月見についても本に絵があったため、季節の食べ物を飾って収穫をお祝いする行事であることを伝え「みんなもお月見のためにお団子作ってみる?」と提案すると期待を持って団子の形についてやりとりしたり、粘土で団子を作ってみたりしていました。

 

団子づくり当日には、「きょうはまんげつ?」「おだんごおつきさまにあげるんだ」と楽しそうに話しながらエプロンやバンダナを身につけて団子づくりを行っています。

白玉粉を渡すと手触りを確かめて「さらさら!」「きもちいい!」と話したり、匂いを嗅いで「いいにおい!」と話したりする姿がありました。米からできている粉であることを伝えやりとりしています。団子を積み上げて飾るため「これくらいの大きさにして欲しいんだ」と保育者が話すと渡された生地を千切って大きさを調節し、「これくらいかな?」と確認しながら丁寧に捏ねて作っています。

団子が完成し、保育者が三方台の上に乗せると、絵本の絵と同じものができたことに目を輝かせて喜んでいた子どもたちです。

 

お迎えの際には団子を作ったこと、子どもたちが月見を楽しみにしていることは保護者の方にも共有し、お家でも親子で夜空を見ていただけるようにやりとりをしています。

 

 

保育者と一緒に十五夜について調べ、月見団子を作ったり、保護者の方と一緒に月を見たりする経験を通して、子どもたちにとって十五夜が身近な行事となったようです。