2025.10.29
9月装飾、【そら組】お月見団子
9月装飾 「十五夜」

展示:さといも かぼちゃ すすき
今年の十五夜は10月6日です。さて、十五夜とは、1年で最も月がきれいな夜のことです。昔の暦では太陰暦を採用していたため、8月15日(今の9月中旬)が満月にあたることから「十五夜」と呼ばれていました。
昔は7月〜9月が秋で、8月は秋の真ん中にあたることから「中秋(ちゅうしゅう)」と呼ばれ、この頃の月がとても綺麗なことから「中秋の名月」と呼ばれるようになりました。
十五夜にお供えするものは有名な月見団子、果物・野菜、秋の七草、里芋などがあります。特に農家では、秋の収穫の時期にもあたることから、新しい収穫物をお供えして豊作を祝い、実りを感謝するようになったのです。
里芋・・・十五夜の時期は里芋の収穫も重なり、これを供えることも多く見られます。 そのため、十五夜は芋名月(いもめいげつ)と称されることも。ちなにみ、月見団子を供える理由も、サトイモに形を似せるためとも言われています。
<ほし組>
大きなかぼちゃに興味を持ち、手をのばすほし組さんたち、日頃見ている絵本にもよく登場しているので関心があったのでしょうね。
両手で持ち上げてみたり、種がコロンと落ちたことに気付くと指先で上手につまみ、じっくり観察した後保育者に「お!」と発見したことを共有する子どもたちでした。

<つき組>
保育者が持ってくるのに気が付くとさっそく包丁を持ってきて切ろうとしてみたり、かぼちゃの種を取ってみたりと様々な触れ方でした。
里芋の皮は剥けないと思っていた子どもたち。保育者が皮を剥くのを見せると”剥けるんだ!”と分かると、「𓏸𓏸くんも!」と保育者の真似をしながら剥いて観察を楽しみました。

<そら組>
里芋を切りたいけれど、固い様子だったので一緒に切るのをお手伝いすると、里芋の中身が見え、「なんで中は白いの?」「なんで土がついてるの?」等疑問に思ったことを保育者へ質問していました。
「土の中で育ったから土がついているのかな」と説明すると少し納得した様子で再び観察を行っていました。
かぼちゃの種を取ると、料理をしたくなった子は鍋へ入れ、お皿に盛り付け料理を振る舞うそら組さんでした。

<お月見団子作り>
10月6日にはそら組でお月見団子を小麦粉粘土で作り、玄関へ飾りました。
まずは、”おつきみうさぎ”の絵本を一緒に見て、どのように作るのか、丸いお団子を作るにはどのような手の形をすると上手く作れるのか、確認をしてからお団子作りに取りかかります。
「丸くするにはね、縦と横で順番にころころするの」と自分なりの丸め方を見つけ、その方法を得意げに保育者に話す子もいました。

みんなで作った団子を気持ちを込めて三方へのせていきました。
「玄関に持って行って飾ろうか」とお話しするとみんなで運びました。

そら組さんで作ったお月見団子です!
みんなで作ったのを玄関に飾ると嬉しそうでした。

10月6日は「お月見」にちなんだ行事食でした。

おやつに提供された月見団子(かぼちゃ餅)を見たそら組さんは「大きい!」と美味しそうに食べていましたよ。
