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2025.09.19

9月室内装飾

今月の室内装飾では、秋分をテーマに果物の『りんご・柿・梨』を飾りました。

 

9月23日は秋分の日となります。昼と夜の長さがほぼ等しくなるとされる秋の節目の日です。また、国民の祝日に関する法律(祝日法)で「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ日」と定義されています。 自然現象としての「昼夜の長さが等しくなる日」という意味と、文化的な「先祖供養の日」という二つの側面を持つ祝日となります。

 

【ほし組・つき組】

調理の先生に実際に目の前で切ってもらいました。リンゴや梨を切ると”ザクッ”と音がすることに気付き、「音したねー!」「ザクッ!」等と保育者に伝えてくれる姿が見られています。皮を剥き、おやつで食べている形となると、家庭や園で食べた時のことを思い出したようで「りんごおいしいねー!」と嬉しそうに話していましたよ。

それぞれの果物の皮の手触りの違いにも気づき、「ザラザラ」「つるつる」と表現しています。

 

ほし組の子どもたちも切っている様子をじっくりと観察する姿が見られ、保育者の後に続いて、「かき」「んご(りんご)」と発してみる様子がありました。以前、あそびの森にあるまだ青い柿を剥いてみたことがあり、皮や中身の色の違いについて伝えると喃語でやりとりをする姿が見られています。

 

【そら組】

柿、リンゴ、梨を見ると、リンゴはすぐに分かり「りんご!まっか!おいしそう!」と嬉しそうに指差していましたが、柿は色が橙であることから「おれんじ」と言う姿や梨は「わからない」と言う姿がありました。保育者が柿と梨だと伝え「梨は給食でも出たね」と話すと「すき!」と笑顔を見せています。

 

そら組でも調理の先生に目の前で切ってもらいました。

包丁の危険性を話してから「上とか前に向けて持ってないね、そっと運んでるね」と調理師がどのように扱っているか伝えると真剣な表情で聞く姿がありました。

切る姿を真剣に見つめ、中の身が見えるとリンゴと梨の色を見て「しろ!いっしょ!」と指差しています。また、柿のヘタが固くて包丁が入らなかった時に「緑のところ硬くて切れないんだって」と保育者が話すと「ここ?」とまだ切られていない柿のヘタを実際に触って確かめていました。切れた果物それぞれに種が付いていることに興味を持ち、指先を使って取り出そうとする姿も見られています。

 

保育者がどんな「どんな匂いがするかな?」と声を掛けながらそれぞれを差し出すと、リンゴと梨は慣れ親しんでいるためか笑顔を見せていたが、柿は慣れていない為か顔を顰める様子がありました。

 

 

旬の食材に触れて観察したり、味わったりすることで季節の移り変わりを感じる機会を大切にしていきたいですね。