2025.08.21
令和7年度☆夏まつり☆☆
夏の風物詩のひとつである「夏まつり」。子ども達にドキドキ・わくわくできる体験をしてほしいと準備してきました。夏まつりでは、子ども達が大好きな保護者の方と日本の伝統文化に触れ楽しむこと、興味あるものに主体的に関わろうとすること、同じ園の子を持つ保護者同士の交流ができることを目的として開催しています。
2歳児クラスの子ども達が育てているピーマンやアサガオもすくすく育って玄関でお出迎えです。
【花氷コーナー】涼を感じながら季節の植物を観察し楽しむをテーマに「ひまわり」「アサガオ」「ねこじゃらし」等の植物を氷の中に入れて展示しました。「先生!予想を超えてきましたね~!」と花氷をみて、毎年夏祭りを楽しみにしてくれている保護者の方が思いがけない言葉をかけてくださいました。ドーム型の氷や長方形の氷、「中に何が入っているの??」思わず覗きこみ、触りたくなりますよね。「つめたいね~。」「つるつるしてる!」と声が聞こえます。
【金魚すくい】夏まつりと言えば金魚すくい。私たち大人も懐かしい思い出がありますよね。昔ながらの体験を子ども達に経験してほしくて、水に濡れると破れるポイを用意しました。1歳児・2歳児クラスのお友だちは、初めて手にしたであろうポイ。手首にひねりをきかせて上手にすくっていました。試す度に上達しますね。何度でもすくって良いので、金魚でボウルいっぱいになるぐらいまで楽しむ姿もありました。
【小麦粘土】
1歳児クラスのお友だちは粘土遊びが大好き。赤・青・黄色の色鮮やかな小麦粘土を見つけると、触りたくなりますね。指で穴をあけたり、細かくちぎったり、ぐにっぐにっとつまんだり・・小麦粉粘土の柔らかさや冷たさ滑らかさなど、さまざまな感触を楽しみます。0歳児クラスのお友だちも初めての感触に最初は不安な表情でしたが「また、さわりたい」という気持ちが湧き、何度もぐにーーーっと指先や手のひらで感触を味わっていました。
2歳児クラスのお友だちは「うどんを作ってるの」とうどん作りのことを思い出しペタン!ペタン!とダイナミックに生地作りです。色と色を混ぜ合わせて色の変化を楽しみながらかたちを作っていきます。さまざまなかたちを作ることで想像力を働かせます。予想以上に小麦粉粘土のコーナーで遊びこむ姿が見られました。
【うちわ作り】カラーセロファン、丸シール、クレヨン等、道具を使って魚型のうちわに自由に装飾します。セロファンの色の透け具合から涼しさを感じますね。2歳児クラスのお友だちは、カラーセロファンの貼り方にこだわっていました。美しい魚のうろこが印象的です。魚の目の位置にも個性が感じられました。製作したうちわを持ち帰り、食事を冷ますことに使ったり、暗闇でライトを照らし影絵をしてみたり・・ご家庭でもアイディアが浮かび使っているとのことでした。
【色水タワー】プラスチックコップで作ったタワーの上から赤・青・黄の色水を注ぎ、水の流れていく様子や色が混ざり合い色が変わる変化を見て楽しむ実験コーナーです。自分でペットボトルを持って注ぐこと自体が楽しいですよね。ペットボトルを持つ手に緊張感が表れ少しづつ注ぐ子ども、勢いよくダイナミックに注ぐ子ども、ペットボトルを目がけたつもりが床にこぼれて再び挑戦する子ども・・様々な姿を見ることができました。先ず注ぐことに集中し、そのうち色の変化に気が付き注目し観察していました。保護者の方も「おー!すごーい」「楽しいね」と子どもと一緒に実験を楽しんでくれました。
今年の夏まつりでは『子どもと保護者の方が一緒になって五感を研ぎ澄ませ、互いの感じたことを共有されている場面』がたくさん見られました。保育園では日常生活の中でも、大人が子どもの感情に寄り添い子どもが感じたことや発見に対して共感することを大切にしています。夏まつりでは子ども達の満足した表情を見ることができ嬉しかったです。ご家族の方々、暑い中ご参加いただきありがとうございました。