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2025.08.20

【そら組】オクラの収穫・8月室内装飾<お盆>

今週はオクラを収穫し、そら組で食べてみた時の様子をお伝えします。

先月、オクラに花が咲き、実がなりました。花が咲いた際に花が咲いたことを伝えると図鑑を出し「これ?」とオクラの花を保育者と探し確認していました。

 

実が大きくなると子どもたちと一緒にオクラを収穫しました。保育者がハサミを使用しオクラを収穫する際には子どもたちも興味津々でじっと見つめる姿がありました。「オクラ?」と保育者に確認する姿もありました。子ども達の興味が高まってることが感じられます。

 

オクラを収穫した後は調理の先生の元へ持って行きまずはオクラのそのものを味わえるよう塩茹でにして貰い、子どもたちの前で切ってもらいました。

切っている際も前のめりになりながらじっくり観察していました。

 

おやつの時間にオクラも一緒に提供すると興味を持ち手に取りじっと観察する姿や少し舐めてみたり種の部分だけを食べてみたりと子どもの様子は様々でした。

 

オクラは元気に育って行き2回目の収穫もすることが出来ました。2回目の収穫でとれたオクラの食べ方は子どもたちと一緒に決め、納豆と一緒に食べることにしました。納豆とオクラを一緒に食べ美味しそうに笑顔を見せてくれる子どもやオクラに興味を持ちつつも納豆を食べる子もいました。一緒に育て、収穫した経験からオクラに段々と慣れていき一度目よりもオクラを食べてみる子どもが多くいました。

 

中々進まない子もその後に給食でオクラが出てくると収穫した事、おやつに出た事を思い出して口に運ぶ姿がありました。育てた経験を重ねていく事で興味や食べてみたいといった気持ちが育まれていることを感じます。今後もオクラを一緒に育てていったり野菜に触れる活動を行っていき子ども達が自分から食事に手が伸ばしていけるような環境を作っていきたいと思います。

 

 

今月の室内装飾のテーマは【お盆】です。お盆は旧暦の7月15日を中心に行われる先祖供養の儀式で、先祖の霊があの世から帰ってきて、家族と共にひとときを過ごし、再びあの世に帰っていく、という日本古来の祖霊信仰と仏教が結びついてできた行事です。精霊馬や精霊牛は、お盆の時期に故人やご先祖様の乗り物として利用することを想定して作られています。きゅうりは足が速い馬で、なすが足の遅い牛とされています。あの世からこの世に故人やご先祖様が移動する時は精霊馬で早くこの世に来てもらいます。逆にあの世に戻る時には、精霊牛でゆっくり風景などを楽しみながら帰ってもらう、多くのお供え物を持つためにという意味があります。その為精霊牛と精霊馬を玄関に飾りました。

 

最終日にはつき組の子どもたち数名と精霊牛と精霊馬を見てみました。普段の野菜とは違い足が生えているのを不思議そうに見つめる子どもや、興味から少し手を伸ばしつんつんと触れてみり掴んでみる姿がありました。

今後も昔ながらの文化を興味を持った時に分かりやすく伝えていけたらと思います。