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2025.08.14

夏祭り

今週は8月9日(土)に行った夏祭りの様子についてお伝えします。

保育園では、子どもの育ちや発達を保障する五感を使って遊べる環境を設定しています。子ども達が自分で考えたり、気づいたり、試したり・・・『観察』『実験』『研究』が出来るようにしています。

『夏祭り』という少し特別な1日の中で、夏の季節ならではの装飾や製作物等子どもたちと保護者の皆様が一緒に楽しんでいただけたらと思い、様々なコーナーの設定を行いました。

 

フォトスポットでは、夏ならではのうちわや扇子、お面を子どもたちも触れられるように設置しました。子どもたちも興味を持ち触れ、実際に被ってみたり、扇子を広げてみたり、保護者の模倣をしてうちわを仰いでみたりと実際に手に取る姿が見られました。

 

生き物の観察コーナーでは、カブトムシやクワガタなどの昆虫や亀、ザリガニも展示してみました。そら組で育てているカマキリも展示しました。

 

キラキラとした目で観察し、「これは?」と沢山保育者や保護者の方に質問をしている子ども達が印象的でした。カメなど初めて見るお子様もおり良い体験になったと保護者の方からもおっしゃっていただけました。

 

観察コーナーに合わせて虫探しも行い、4種類の昆虫を探しました。1匹見つけると見つかった喜びからどんどん見つけようと頑張る姿がありました。どこに貼るかも保護者の方とじっくり考えていました。

 

感触遊びのコーナーでは、小麦粉粘土、片栗粉粘土、寒天、泡粘土を設定しました。保育園でも感触遊びをよく取り入れています。初めは、慎重に触る姿がみられましたが、触ってみると不思議な感触に興味を持って指で押してみたり、手でつかんで握ってみたりと感触を楽しんでいました。保護者の方も実際に触れてみて、子どもたちを感触を共有する姿も見られました。

お家でもやってみたいという声もありました。簡単にできるものもありますので作り方や何か分からないことがあればいつでもお声がけ頂ければと思います。

 

お魚すくいでは保育者からポイを受け取ると初めて見るポイをじっくりと観察していました。保育者が使う姿をじっくりと見た後に同じようにお魚をすくっていました。お魚の下にあるスズランテープにも興味を持ち触って感触を楽しんでいました。

 

ヨーヨーすくいではヨーヨーの下にある水に気付き水の冷たさにも触れていました。十分に触れるとヨーヨーに気付きどれにしようかなと1つずつ手にし、じっくりとみてから考えていました。ヨーヨーの中にも水か入っている事に気がつくと振って音を確かめてみる姿がありました。透明なヨーヨーは中が見えやすいと感じると積極的に手にする姿がありました。

 

手形花火コーナーでは、最初絵具を手に付けることに抵抗がある子どももいましたが、他のお友達がやっている姿を見て興味を持ち始めていました。手形をつけた後は筆で線を引いてもらいました。絵具を手に付けるのが苦手だった子どもも積極的に手を伸ばして筆で描く姿がみられました。

 

かき氷づくりコーナーでは、子どもが好きなように色を付けてもらいました。滲むのを楽しみながら、1つのかき氷に何色もを付けていく子どももいれば混ざらないように1色1つで作っていく子どももおり、子どもたちの個性が見られました。中には絵具遊びの経験から筆を2つ持ち色を混ぜてみたいと感じる子どももいました。

 

すいか割りのコーナーでは、最初は興味を持って触れてみたり、つついてみたりしていた子どもたち。保護者のかたの模倣をして叩く動作を真似る子どももいました。2歳児になると割るという行為が分かり叩いて割ろうとする姿がみられました。中にはひびが入ったスイカに棒を刺してスイカを割る子どももおり、子どもたちも試行錯誤して割る様子が見られました。

 

各ブースごとに野菜スタンプを用意して見ました。スタンプ台に興味を持つ子や野菜に興味を持って触れる姿など様々でした。保護者の方の援助もあり好きな色を見つけると何個もスタンプを押す姿や自分の手で触れ手形を押してくれる姿もありました。

 

お忙しい中夏祭りに参加して頂きありがとうございました。最初は普段と違う様子に戸惑う姿もありましたが、興味を持った物から段々と慣れていき保護者の方々と楽しそうに遊ぶ姿を見ることができ嬉しく思います!