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2025.07.12

うどん作り☆2歳児クラス☆オリオン組

2歳児クラスでうどん作りをしました。この日をとても楽しみにしていたオリオン組の子ども達。三角巾とエプロンをつけて準備万端!手を洗う場面では、「次は〇〇ちゃんで、その次が〇〇ちゃんで、その次が〇〇ちゃんだね」と子ども達が声に出しながら確認します。ちゃんと自分の番がくることを理解し、期待を持って待つ姿が見られました。

保育者とうどん作りの絵本を見ながら、これからどんなことをするのか共有します。まずは袋に入っている小麦粉を触ってみます。

保育者がボウルの中に小麦粉、塩、水を入れていきます。サラサラな粉が混ぜていくと形状が変わりベタベタ指にまとわりつく感じから、少しづつまとまっていきます。一生懸命混ぜる保育者の様子を見て子ども達から「先生、頑張って!」と応援の声も。

いよいよ、子ども達の出番。保育者が見本となり生地を足で踏む姿を見ている子ども達の表情から、「早くやりたい」という気持ちの高まりを感じます。「たくさん踏んであげると美味しいうどんになるんだって」そんな話も織り交ぜながら、子ども達はリズミカルにふみふみします。保育者と手を繋いで踏んでいると足の裏に伝わる感触を「冷たい」と表現したり、踏んでいるうちに「硬くなってきたよ」と変化を感じて言葉にします。子どもの感じたことに対して保育者も生地を触り「本当だね!冷たいね。ひんやりするね」「だんだん硬くなってきたよね」と子どもの気付きに共感します。保育者が「10数えたら交代しようか」と提案すると、子ども達は「必ず自分の番がくること」「何度も繰り返し体験できること」を理解して楽しんでいました。自分の赤ちゃん人形にも踏ませてあげたり、生地の上でジャンプする子も・・・子ども達が満足するまで生地作りをしました。

十分生地を踏んだ後は、綿棒で生地を伸ばす工程です。先ずは保育者が手本を見せます。

生地踏みの時に「10数えたら交代」の言葉を覚えていた子が、10数えてから「はい」と次のお友だちに綿棒を渡していました。薄く薄く伸ばしていったり、綿棒でポコポコと生地に跡をつけてみたり・・やりたいことはそれぞれですが、みんなで協力して作った達成感を感じていたようでした。

待ちに待ったおやつの時間です。お昼寝明け、パジャマからの着替えも食事準備もいつもよりスムーズでした。配膳されると「あー!長いのあったよ」「〇〇先生(調理の先生)おいしいよ!ありがとう」「うどんもっと食べたいなぁ」など会話が弾みます。いつも以上に意欲的に食が進んでいました。

保育園では、子ども達が食べることに興味を持ち、食事の時間を楽しむ姿へと成長していけるよう発達に応じた食に関わる体験を積み重ねています。