2025.07.08
七夕の様子☆☆
七月七日は七夕の日。2歳児クラスのオリオン組さんが玄関にある笹の葉飾りを見に行きました。保育者が「今日は七夕といってね、星が沢山見られる日なのよ」「短冊に願い事を書いて飾るのよ」と指を差しながらお話していると、「〇〇ちゃんもかいたよ!せんせいもかいた?」と子ども達の様子を見ていた私にも聞いてくれました。「あ!まだ書いていない。今日が七夕だから、まだ間に合うかしら」と言うと「うん!そしたらいっしょにかいてあげるよ」と優しい言葉をかけてくれました。
「あのね、よるになるとおつきさまがでてきてね、おひめさまとおうじさまがあんないしてくれるの!」と目を輝かせながら、聞いたことのある知っていることを、言葉を探し選びながら一生懸命自分の言葉にして教えてくれました。(織姫様と彦星様のお話だ!すぐにわかりました)言葉にして伝えたいと思う子ども達の表情は目が輝いていて、私たち保育者はその表情が見たくて、毎日の関わりや会話を子ども達と一緒に楽しんでいます。「天気が良いと、夜空にたくさんの星が見られるそうだよ」「見られると良いね」と天の川の話も少ししてみました。「七夕のうたがあってね」保育者が歌ってみると、以前聞いたことがある子は記憶をたどりながら一緒にうたい、その歌声を聞きながら覚えようとする子どもの姿もありました。
七夕の行事の楽しみ方に「そうめん食べる」こともありますね。給食の献立は「七夕そうめん」でした。色どりの良いそうめんを見て子ども達の食が進みます。
降園時には、保護者の方と一緒に笹の葉をじっくり眺めながら会話をしている姿も見ました。そして翌日、七夕のうたを歌って登園する姿も・・
古く昔からある行事。その由来と意味を知り、理解することで子ども達の「知りたい!」「やってみたい!」という気持ちが湧いてくるように、保育環境の中に日本文化や慣習に触れる機会を取り入れていきたいと思います。
皆さまの願いごとが叶いますように・・・