2025.07.17
【そら組】うどん作り
7月2日にそら組で行われたうどん作りの様子をお伝えしたいと思います。
前々からうどん作りがあることをお話すると「なんで?」「なに?」と興味を持って保育者の話に耳を傾ける子どもたち。小麦粉粘土で練習も行い期待を膨らませていました。
当日の登園時、「今日はうどん作りだね」と声を掛けると、口角を上げ楽しみにしている様子が伺えました。
始める前に”うどんできた”の絵本で、どう作るのか手順を一緒に確認してからうどん作り開始。
調理の先生に材料を持ってきてもらい、調理さんにも作り方を教えてもらいました。
「これは小麦粉だよ」等材料を見せながら説明してもらうと、みんな真剣にお話を聞いていましたよ。
まずはさらさらな小麦粉に触れました。
絵本に”指でおしたら穴もあいた”というフレーズを覚えていたのか、指で穴をあける姿もありました。絵本コーナーに”うどんできた”の絵本を置いていたので、繰り返し一緒に読んだり当日手順を確認するためにみんなで見ていたので、覚えていたのでしょうね。
感触を楽しんだ後は、塩水を入れてこねる作業です。
「手にくっつくね」と子どもたちが感じたことを言葉にしてやりとりを行うと、手にくっついたのを見せてくれる子もいました。
触ることに戸惑いを感じている子も無理には誘わず、「固まってきた!」「おもしろいね」と子どもたちとやりとりしながら見守っていると、楽しそうに取り組んでいる姿を見て、気付いたら自ら手に触れ、一緒にこねるのを楽しむ姿が見られました。
保育者と一緒にこねてまとまってくると、持ち上げたり上から落としてみたりと、重さを確かめる姿もありました。
「どうだった?」と尋ねると「重かった」等感じたことを呟いていました。
手を洗って次は袋に入れて踏む作業。
絵本では”ふみふみダンス”と出てきます。
「ふみふみダンスしてみる?」と声をかけるとおそるおそる袋の上に足を乗せ、子どもたちがうどんの上で足踏みするのに合わせて、「ふみふみ」と言ったり、「たくさん踏んだら美味しくなるよ」の言葉にたくさん踏んでくれたそら組さんです。
踏んだ後は調理室へ。
「そろそろできたかな」「𓏸𓏸先生(調理さん)のところに持っていこうか」とお話するとまだやりたかった子もいて「やだ」との声もありましたが、「いっぱい踏めたね」「絵本と同じように寝ているお顔書く?」等まだやりたい気持ちを受け止めながらやりとり行うと納得した様子で、自分たちで踏んだうどんを大事に調理室まで運んでくれました。
自分たちで作ったうどんを調理さんに渡した後、どのように作るのかうどんをのばす”棒”と切る時に使う”包丁” を実際に見せてもらいました。調理で使う道具に興味を持ち、使い方を真剣に聞いたり、使う様子をじっと見ていましたよ。
〈おやつ〉
午後おやつにはそら組さんがみんなで作ったうどんが提供されました。。
「みんなで作ったうどんがおやつに出るよ」と伝えると、期待を膨らませ、積極的にパジャマから着替えたり、手を洗って楽しみに待っていました。
少し弾力のあるうどんが完成し、「おうちで食べるうどんと一緒?」と尋ねると味わって食べて考えたあとに「違う」といつもと違う食感に気付く子もいました。
次の日、うどん作りしたことを子どもから話してくれました~と連絡帳に書かれており、保護者の方に伝えたいぐらい楽しんでくれたのだなと感じ、嬉しく思いました。
調理体験を通して、食材や調理道具に興味関心を持ったり食への意欲に繋がれば幸いです。次は9月にクッキー作りが行われます。楽しみですね!
是非お家でも子どもたちと一緒に食材に触れてみてみてくださいね!