2025.06.18
そら組の様子
そら組ではお散歩に出る前に「どんなことをしたいか」を問いかけると思い思いに自分のやりたい遊びや
見つけたいものを伝えようとする姿が見られています。そのため朝の会という形で自分の思いを伝えたり、
相手の言葉を聞いたりする機会を取り入れています。
保育者が「そろそろ朝の会始めようかな」と呟くと期待を持って集まる子、少し遠くから様子を見る子と様々です。
朝の会では保育者と子ども達が同じ目線で話せるよう気を付けていますよ。
今日一日をどのように過ごすのか、見通しを持って安心して過ごせるようお話したり、
季節や行事について知っていることを伝え合ったりしています。
この日は戸外でどのような昆虫に出会えるかを図鑑を用いて子ども達とお話することで、期待を持ってお散歩に出る姿がありました。
言葉による伝え合いが楽しめるようになるには、発言しやすい雰囲気や関係性の中で「伝えたい」という気持ちや、
相手の思いを「理解したい」と感じられる気持ちが必要です。
また、こうした言葉による伝え合いは就学してからの生活や学習においても大切なことです。
時にはお互いの思いを代弁しながら、徐々に相手にも気持ちがあることに気付けるよう関わっていきたいと思います。