2025.05.16
あさがおの種とピーマンの苗を植えました☆オリオン組
2歳児クラス、オリオン組の子ども達と一緒にあさがおとピーマンを育てることになりました。知的好奇心の高いオリオン組の子ども達です。植物の成長を楽しみにする姿が目に浮かびます。保育者も一緒に図鑑を見ながらピーマンやあさがおを育てることを子ども達に伝えると「やりたーい」「こんな色になるんだね」と興味や関心を抱きます。玄関前には3つのプランターが並び、それを見た子ども達の様子からわくわくする気持ちが伝わってきます。保育者がピーマンの苗を植える為に、スコップを使って土に程よい深さの穴を作ると「〇〇ちゃんもやりたーい」と口を揃えて言いました。
次にあさがおの種を蒔きます。先ず保育者がプランターの土に人差し指で穴をあけ、小さな種を入れて上から優しく土をかけます。1歳児クラスの時に「お花の種を蒔くときは、こうするんだよ」と砂遊びの中で体験していたので、その時の経験と結びついたかな・・・子ども達はすぐに自分でもやってみようとしました。種がとても小さいので落として探している姿も・・見つかって一安心です。
水やりの時間です。植物を育てる為に水が必要なことを知っている子どももいたでしょう。「〇〇ちゃんもやるー」とじょうろを探しに来ます。水が入ったじょうろ。お友だちがじょうろを運ぶ際に、水が先の方からこぼれました。その様子を見ていた子どもは水が出ないように慎重に運びます。上から優しく水をかける子ども達。水が無くなると「もっとやりたい」と言いました。「また明日お水あげようね」と保育者が声をかけます。毎日の楽しみになりそうです。
水が土に吸い込まれていく様子をじっと見ています。保育者が姿に気がつき「お水、たくさん飲んでいるね」と言葉を添えると「うん」とうなずきながらしばらく観察を続けていました。水やりのあとは「大きくなってね」とプランターを撫でたり、ピーマンの苗を優しくちょんちょんと触る姿が見られました。日頃の戸外活動で「花や葉っぱも生きているから優しく触ってね」と知らせる保育者の言葉を憶えているのですね。
あさがおの種まきに最適な時期は5月の下旬~6月下旬です。40日~60日で花が咲くそうです。花は朝早く開き、日差しが強くなるとしぼんでいきます。ピーマンの苗の植え付けは5月上旬~5月中旬が最適だそうです。早い段階で白い花が咲きます。花が咲いて2週間から20日くらいで収穫できるようになるそうです。大人の私たちも意外と知らないことが多いですね。
物事に興味や関心を抱いた上で「もっと深く知りたい」と思う気持ちは、日常生活の中でもさまざまな学びに繋がります。栽培を楽しみながら子どもと一緒に知識を得ていきたいと思っています。
これから栽培を通して、子どもと共感と共有できることが沢山ありそうです。保護者の皆様も、送迎時にはお子さんと一緒に植物の成長を見守って頂けると嬉しいです。