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2025.05.13

5月 室内装飾「端午の節句」

今月は端午の節句をテーマに「菖蒲(しょうぶ)」「鯉のぼり」「兜(かぶと)」を飾りました

端午の節句は、もともとは病気や災い(悪いもの)をさけるための行事でした。
行事のために使っていた「菖蒲(しょうぶ)」が、武士の言葉や道具に似ていることから、男の子の行事になっていき、その後男の子の健やかな成長や幸せを祈って、お祝いをする日になりました。

こいのぼりを飾るようになったのは、『鯉の滝登り』として知られる民話が由来となっています。流れが速い滝を登り切った鯉のように、子どもたちが元気でたくましく成長しますように、という願いが込められています。

兜は、もともと将軍が男の子の誕生をお祝いして武具を飾っていたことに由来していると言われています。身を守るための大事な装備だったことから、現在では病気や事故などの災いを逃れ、力強く成長しますように、という願いが込められています。

 

各クラス観察の様子をお伝えしたいと思います。

〈ほし組〉

初めて見た装飾に少し戸惑った様子でじーっと菖蒲を見ていました。保育者が「長いはっぱだね」とちょんちょんと触る様子を目で追いかけ、おそるおそる茎の部分に触れる姿がありました。かぶとも被ってみましたよ!

 

〈つき組〉

興味津々で手をのばす姿がありました。葉っぱや花をちぎってみたり、手触りを確かめたりして観察しています。観察中花瓶の水がこぼれたためペーパータオルで拭きました。花もびしょびしょに濡れた為、花も置いてしばらく放置していました。すると「あ!」と色が滲み出ているのに気がついた子が。「花の色が滲んできたね」「面白いね」と気付きに応答すると、嬉しそうに花を並べ、しばらく色が出てくる様子を観察していましたよ。

 

〈そら組〉

花が1本しかなかったため、”みたい!”と引っ張り合いに。

花と茎の部分がちぎれてしまうと、子どもたちも”あ…”と思ったのか「大丈夫よ」と声を掛け合う姿があり微笑ましかったです。ちぎれてしまってちょっと悲しくなった気持ちに寄り添うと、気持ちを切り替え観察に取り掛かる子どもたちでした。

そら組さんは特に兜に興味を持っていました。「鏡の前で見てみる?」と声を掛けると被っている自分の姿を確認して、にっこりと嬉しそうな表情を浮かべていましたよ。

 

〈おまけ〉

5月2日は「こどもの日」をテーマにした行事食でした。