2025.04.30
春のぽかぽかお弁当散歩☆オリオン組
お弁当散歩を前日から楽しみにしていた子どもたち。帰る前に「明日はお弁当だね!」「お弁当楽しみー!〇〇ちゃんが自分で作るんだ」と楽しみにしている様子。「〇〇ちゃんが先生の分も作ってあげるね」と嬉しい言葉もありました。夜にお弁当箱を用意していると興味津々に近づき「おにぎりと~、ブロッコリーと~」とメニューまで覚えていたと保護者の方から子どもが楽しみにしている様子を聞きました。
お弁当散歩当日の朝、当園してすぐにお弁当箱を取り出し、蓋を開けて中身を確認していた姿も見られました。子どもたちがとても楽しみにしていることが伝わってきて予定より早くの出発になりました。
公園に着くといつもどおり1人1人が好きな遊びを始めます。「てんとうむしがいたの」と保育者に知らせ、みんなで観察します。虫が苦手な子どもも離れたところからその動きを観察します。自分の手のひらに乗せてみたり・・動くとくすぐったいですね。砂を掘りお碗に入れると「せんせい、できた」と保育者を食事に誘います。出来上がった料理をスコップですくって食べる真似をしてみたり、お友達に食べさせたり、ままごとをじっくり楽しむ姿が見られました。たんぽぽの綿毛を手に取り「ふーーーっ」と息を吹きますが「あれ?飛ばない」と不思議そうに見ます。もう少し強く吹かないと飛ばないことを知り息の量を上手く調整します。風に乗って飛んでいく様子を見て「もう1回」と何度でも楽しんでいました。綿毛の1本1本にはぷくっと膨らんでいる種がついています。「こうやって飛んでいって落ちたところにまたタンポポが咲くのよ」とお話をすると、子どもの知識となり自分でも他の人に知らせようとします。
待ちに待ったお弁当の時間。手洗いを済ませ靴を脱ぎブルーシートの上に座ってわくわくしながら準備が整うのを待ちます。お弁当箱を開けた子ども達の目の輝き…保護者の方々に見せたかったです。「おいしい!」と親指を立てて表現したり、好きないちごを幸せそうに食べたり、「アンパンマンが入っていたの」と嬉しそうに教えてくれたり、「これは、ばぁばが作ってくれたの」と知っていたり、お友だちのお弁当も見てみたくなったり、「せんせいにもあげるよ」と差し出してくれたり・・・大好きな人が自分のために作ってくれたお弁当、ブルーシートを敷いてみんなで外で食べる食事、全てが特別で楽しい時間です。
その日の夜も食事をお弁当箱につめて食べたり、公園に行った際にはレジャーシートを敷いて食事をしたり、ご家庭で余韻も楽しんで下さっているようです。心地良い気候が続きます。外で過ごす時間もご家族でお楽しみください。