2021.03.26
つき組さんの1年間
新しい環境や先生に不安や戸惑いがあった4月。愛着関係を築き安心できる場となると、それぞれ好きな遊びをする姿がみられるようになりました。




この1年間で、したいこと・してほしいことを指さしや言葉で伝えるだけでなく、自分でやりたい気持ちが芽生え、基本的生活習慣にも興味や関心を向け取り組んでいます。



「濡れたから着替えようね」等、なぜ行うのか伝えていったことで、自分で洋服が濡れたことに気づき「びちょびちょ」と言い着替えをすることを先生に伝えています。給食後は、「着替える」と言い自分のロッカーからパジャマを出し着替えています。
ズボンは、「こっち?」と前後を確かめながら履いていますよ。

給食やおやつが運ばれてくると進んで手洗いにいく姿もみられます。


伝えたい・聞いてもらいたい欲が高まり、語彙数も増えました。
気づきや発見を「みて!」「あったよ!」等と保育者や友達に伝えることが多いです。
「なにしてるの?」と声をかけたり「〇〇しよう!」と誘ったりとお友達と関わりながら遊ぶ姿もあります。
まだ、思いを上手く伝えられない時もあるのでその時は保育士が仲立ちし丁寧に言葉にして伝えるようにしています。

積み上げることが多かった積み木あそびですが、「電車」「消防車」「お城」など、見立てながら作る遊びに変わってきました。
実際に見たり経験したことを遊びの中に取り入れ、遊びの世界を豊かにひろげていっています。
もうすぐそら組さんですね。今後も、子どもたちが安心して自分を表現し様々なことに取り組んでいけるよう、受容的・応答的な関わりを大切にしていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。