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私たちの保育園

子どもと同じ気持ちになり、理解すること

保育者として子どもの気持ちに寄り添い共感することは大切です。
しかし本当の「共感」とは何か。子どもと過ごす中で、無意識に子どものことを大げさに褒めたり評価をしたりしていませんか。私たち大人は心のどこかで「子どもだから」と子どもとの間に権力関係を築いていることがあるのです。
私たちの保育園では、子どもが嬉しくて心が動いている時には「上手ね」と評価するのではなく、一緒に感動してほしい。
葛藤場面で心が揺れている時には「~してあげる」のではなく、子どもをそんな気持ちにさせてしまった保育者である自分を恥じてほしい。本当にその子の気持ちになって保育をしていなければ、子どもを理解することも寄り添い共感することもできないのです。
子どもと同じ気持ちになり、理解すること

求める職員像

・子どもが何を感じ、どんな気持ちなのかを子どもの目線で考えられる人
・高い市民性を持ち自然体で子どもとともに生活ができる人
・豊かな感性と人間性を持つ人
・経験にとらわれず柔軟に対応ができる人
・周りと協力しチームとして保育ができる人
・何に対しても「自分事」として取り組める人
求める職員像
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保育者から多い相談例ー1

保育者が「子どもを待つ」とはどのようにすればいいの?

愛着形成ができていない状態で保育をしていれば、子どもはついてきてくれません。
自分が大好きな保育者だからこそ「一緒にいたい」と思い、保育者の話に耳を傾けたり行動を共にするのです。
まずは愛着形成をしっかりと築き、子どもと同じ気持ちになることが必要です。
子どもの気持ちに共感することができれば、ただ子どもの気持ちが落ち着くまで「待つ」のではなく、
どのように関わり一緒に過ごせばいいかを考えられるようになるはずです。
また、一緒に保育をする職員皆がそのことを理解していれば、時間に追われ子どもを動かそうと焦ることはありません。
保育者が「子どもを待つ」とはどのようにすればいいの? 保育者が「子どもを待つ」とはどのようにすればいいの?

保育者から多い相談例ー2

「受容する」とはどんな関わりのこと?

「受容」とは、子どもが「この人は自分のことを大切思っている」と感じられる保育者の関りのことを指します。
おむつを替えている時、食事をしている時、積み木や生活あそびをしている時... 全ての場面で子ども一人一人に向けられる眼差しややりとりから、子どもは保育者が自分のことをどのように思っているのかを感じ取っています。
それは、ただ「うん。うん。」とうなずき傍にいれば良いわけではないはずです。 子どもが「今どんな声かけや関りを求めているのか」を常に考えながら、私たちは一緒に過ごしているからこそ、
保育は頭脳労働であり「正しい子どもの姿の捉え方」ができなければ子どもを受容することはできなのです。
「受容する」とはどんな関わりのこと?

保育者から多い相談例ー3

子どもが危険なことをしていたら、どのように関わればいいの?

子どもは何度も叱られれば、危険なことはやらなくなります。しかし生まれてまだ数年の子どもにとって周りにあるもの全ての環境が魅力的であり「試してみたい」のです。
机にのぼること・物を投げてみること...子どもを叱る前に私たち大人は、物の使い方や性質を子どもが理解できるよう関わってきたかを考えなければなりません。
一緒に生活をする中で、子どもが様々物に触れ、存分に実験をすることができていれば、子どもは少しずつ危険なことを理解し始めます。
私たちは子どもを「叱ってはいけない」と言っているわけではありません。
子どもの発達を学べば、「叱る」ということが子どもにとって意味のないことだと理解できるはずなのです。
子どもが危険なことをしていたら、どのように関わればいいの?

本当の保育を学ぶ「研修」

Training to learn

私たちは、保育者個人の主観や私見で保育を行うことはありません。
厚生労働省が定める保育所保育指針に基づいた内容で保育を実施しています。

入社前研修・全体研修
(年2回)
園長研修・会議
(年13回)
各園研修
(年12回)
保育コンサルタント
(年12回)
職員ミーティング
(年52回)
日誌による評価
(毎日)

入社前研修・全体研修 (年2回)

『保育所保育指針』と保育方針を正しく理解することを目的としています。
また、保育所保育指針に基づく内容で『保育の価値基準』『子どもへの関わり方基本方針』を定め、
保育方針及び子どもへの関わり方を明確にし、
職員と共通理解を深めていくことで保育という目に見えない行為を可視化し、職員の意識の向上を目指しています。

園長研修・会議 (年13回)

管理職としての知識やマネジメント能力の向上を目的としています。
また、人材育成の質の向上には、指導者同士で職員の育成方法や現場の状況を共有する必要があります。
各保育園の園長は自園の職員一人一人のパーソナリティーの特性や、
能力、経験、不足しているスキルを把握したうえで会議・研修に参加しています。

各園研修 (年12回)

『保育所保育指針』の各章(項目)のより深い理解を目的とした内容となります。
研修参加後はレポートを提出し、園長が一人一人のレポートにコメントを入れています。
全ての職員の理解度を把握し、日々の保育に活かすことのできるやりとりをしています。

保育コンサルタント (年12回)

職員の意識の向上と具体的な保育の方法や環境設等、専門職としてのスキルアップを目的としています。
保育観察後には、カンファレンスを行い課題に対して、保育園全体で取り組んでいきます。

職員ミーティング (年52回)

各クラス一人一人の子どもの発達、合理的な配慮が必要な子ども、支援を必要とする家庭について等の情報共有・支援内容の理解をしています。

日誌による評価 (毎日)

一人一人の職員のやる気と専門性の向上を目的として、
保育日誌は当日中に園長が確認・コメント記入し翌朝、担任とやりとりを行うことで、
一人一人の職員の意欲と専門性の向上につなげています。