今年度も残りわずかとなってきました。暖かい日が続き、子どもたちも心地よさそうに過ごす姿が見られています。

今回は、来年度の進級を楽しみにしているひかり組さんが、もうすぐ今の保育室ともお別れだということを知り、「お部屋をきれいにしよう！」と掃除をし始めた様子をご紹介します。

　初めは、日々の生活の中で子どもたちが「少しお掃除しようか」と身の回りの物を片付け始めたのが、大掃除の始まりです。一度気になるところがあると、「あっちも汚れてるかも！」「こっちはどうかな？」と、いつの間にか、みんなで協力をして掃除をしていました。

掃除中、子どもたちの会話の中で、「コロナウイルスがないように綺麗にしよう。」「綺麗にしたらスッキリするんだろうね！」等、清掃について子どもたち一人ひとりが期待を持って行っていました。

　自分たちのお部屋を綺麗にしていく中で、一年間の思い出や、大切にしてきたお部屋への愛着を感じている様子が子どもたちから伝わってきました。「綺麗になったねー！」「きもちいいね！」と心地よく過ごせる喜びも一緒に感じられたようでした。

　私たちも、子どもたちの思いに十分に共感して関わり、満足することができるよう丁寧に接していけたらと思います。

大掃除を終えて、もう一度お部屋を見直してみると、「本当に綺麗になったね！」と声を掛け合う子どもたち。「次のひかり組さんもきれいなお部屋できっと嬉しいよね！」「ゆめ組さんの新しいお部屋も楽しみだね！」といったやりとりも聞こえてきました。その姿が、とても清々しく、たくましさも感じました。