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2020.11.30

【つき組】小麦粉粘土

 秋の気候の中にも、冬らしい冷たい風が吹き始めてきましたね。

 

 今回はつき組の子どもたちのあそびをご紹介します。

 戸外でも土あそびなどで物質の変化に触れていますが、室内でも、小麦粉を使って粘土を作り、「実験」を楽しんでいます。

 

 水を混ぜることで少しずつ形を変えていく小麦粉を、最初は不思議そうに見ている子も居ましたが、愛着形成担当者が触れている様子を見て、少しずつ自ら手を伸ばす姿がありました。

 見たり、触れたり、こねたり、ちぎったりと、指先を使って様々な関わり方をしながら、小麦粉の性質を探求しています。

 

指先で小さくちぎった粒を、いくつも粘土の土台に乗せています。
その子なりの工夫や自由な発想を見守り、十分に繰り返しを楽しめるようにすることで、思わぬ発見と出会う楽しさを味わうことができるように配慮しています。
指先で感じる感触や変化の面白さに、心が豊かに動いている様子が見られました。
こうした心の動きに言葉を添え、共感していくことで、言葉の獲得にも繋げています。

  

 今回は手指で触れることを楽しみましたが、今後は足で踏むなどの全身を使ったあそびにも繋げていきたいと考えています。

 子どもたちの発想や工夫を丁寧に受け止め、探究するための時間と空間を保障しながら、あそびが豊かに発展していくよう関わっていきたいと思います。

 

 小麦粉と水があれば簡単に作ることができるので、ご家庭でもぜひ、子どもたちと発見を共有しながら楽しんでみてください。